平成17年3月20日10:56発生
福岡県西方沖M7.0
平成16年9月21日10:13発生
瀬戸内海中部M4.6
平成16年4月20日22:26発生
伊予灘震源M4.8
平成18年6月12日05:01発生
大分中部M6.2

平成18年9月26日発生 
伊予灘M5.2の地震発生まで10日間の宏観の動きから

(画像クリックにより、元のサイズで表示されます)


9月14日
2006/09/14みっしり鱗状(当日の観測日記より)
夕方 2つの指向の鱗状に出くわしました。
いつもの伊予灘〜周防灘方面からの現象として「この方向に一つ震源有り」と継続観測に入ります。
これ以外にも西北西から湧き出る巻雲。その中に鮮やかな上暈も現れました。

北北東の空を基点に沸きあがってきた鱗状雲ですが、右画像のように、
雲の整列性には西北西-東南東 という情報も読み取れます。
この日は他にも指向性を持った雲の様子がありましたが、まずはこの指向上に重要な震源が潜む情報として捉えることが出来ました。







9月17日
2006/09/17台風13号(当日の観測日記より)
15日から仕事を挟み、下関へ帰省しています。
台風が台湾へ抜けていくと思われていた矢先の出発でしたが、あいにく追いかけられる格好となってしまいました(汗)。
強い勢力を保ったままの状況で北東へ向かっています。
沿岸部では高波・高潮、また内陸部でも大雨や暴風には十分にご注意ください。
一昨年の台風21号とほぼ同じ規模でしょうか。
16日午後、
日本海中部でM5.6の大きな発生情報。

14日の空から一つ、現出が露見しました。




台風は九州西岸から福岡へ北上する進路をとり、結果震源地を迂回したコースとなりました。
17日台風のコースからは、九州西方沖で少し進路を北にそらしたぞ?と、嫌な予感がしていましたが・・・






9月19日
2006/09/19台風一過(当日の観測日記より)
殺人台風の直撃も何とか無事にやり過ごす事が出来、今日夕方やっと帰郷することができました(汗々)
九州各地での甚大な被害、いつもの事ながら胸が痛みます。
被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げると共に1日も早い復旧が為されることを願って止みません。
滞在先の山口県西部では台風通過後の18日も終日雨模様。
今日になってやっと青空が覗くようになりましたが、移動中の車内からはおおよそ北北東ー南南西へとズバッと切れ込む二分状に怪しげな波状同心円を観測でしたが、
再開した海路(フェリー)の出港時間までギリギリということで、いずれも計測までには至っておりません。




9月20日
2006/09/20イソギンチャクの触手(当日の観測日記より)
抜けるような秋晴れの青空となりました。
今日は業務で松山市までの移動。雲の少ない穏やかな一日だったのが、夕方を迎えるにつれ、南西からイソギンチャクの触手のような高層雲がモクモクと。
この触手、ウワーッと勢い良く頭上まで駆け登ったかと思うと、結構な早さでプロペラ状にぐるん、と廻って行きました。
帰り、宇和島市の定点計測ではイソギンチャク本体の位置南西275〜300°の方角。
大分から福岡・豊後水道〜周防灘という方角です。
少し気になったのが、夕映えがややコバルトブルー気味に染まっていたかな〜・・・。






9月21日
2006/09/21多方向から(当日の観測日記より)
とにかく、凄い空となる1日でした。
南西から湧き出る細かな微細状雲や高積雲(中に斑状模様もあり)、
この微炭酸のような雲。揺れが強くなる前兆として捉えています。
夕暮れ前に左右幻日に、うっすらと夕陽の暈の観測。
やや強い焼けの中に、西(〜西北西)からは大小高度の異なる巻雲の帯状や放射状・・・。
画像掲示板に位置関係を示した考察図を掲載していますが、距離が近ければ充分当地も強い揺れになりそうな気配が濃厚な様子です。
直前現象の現出が待たれる所です。



この日の空から計測した指向線を考察図に落とし込む。





9月22日
2006/09/22状況は変わりません(当日の観測日記より)
昨日同様、朝からくっきり高積雲の二分した空からのスタート。
指向は昨日とほとんど変わりません、というか、同じ。昨日考察した多方向全てからの前兆のオンパレードです。
特に気になっている南西220°ー北東40°のラインですが、台風13号のコースからは台湾周辺も充分に考慮する必要性もあります。
が、ここで「防災」という観点から震源を推測すると、発生地点からの距離が近くなった場合の足元の揺れに警戒する必要性が出てきます。
日向灘や南九州といった発生には充分に注意を要さなければなりません。
現在までの雲の出方や角度から鑑みても、近距離での発生の可能性も否めません。
但し、6月の大分M6.2のようなはっきりした整合性は全て確認するまでには至っておりません。
考察はあくまでも考察に過ぎず、まず「国内発生」「足元での揺れ対策」の可能性を充分に頭に入れながら注意期間を過ごすことが重要だと思います。
当地での雲以外での宏観では、まず鳥類に大きな変化が現れています。
騒がしいほどの警戒鳴き、町中の篭の中の鳥にもソワソワ感が顕著に見られています。




9月23日
2006/09/23その後(当日の観測日記より)
昼間の状況は、今日も連日の印象を払拭出来ない状況が続きますが、今日の空からは指向性を強く感じるものは無かったように思います。
時折、異常な状況が現れた時には、夜の空も観測する事にしていますが、
昼間の空の忙しさに比較してみると、穏やかな様子となっています。
この「夜空」、意外と重要ですよ。
特に定点観測を心がけている場合には、昼間の空に追随するように強い前兆が現れていることが過去、ほとんどです。
夕方に見事な光芒を目にした以外は、その他の直前現象は特に観測するまでには至っていません。




9月24日
2006/09/24数ヶ月ぶりの「受け暈」(当日の観測日記より)
地元自治会の運動会で、休日ながらも今日は早起き。そのおかげでゆっくりと観測することができましたが、
今朝も南西からの激しい雲の整列性、そして
上暈と数カ月ぶりに観測する受け暈。
この光象がくっきり鮮やかに現れていただけに南西からの巻積雲の放射は特に寒気を覚えました・・・。
昼食に一旦自宅に戻り、発生情報を確認でしたが既に朝方日向灘でM4.1の小さな情報、未明の北海道地方での発生が既出。
う〜ん、規模はこんなモノではないぞ・・・と。
上暈と受け暈は午後3時頃まで見えていましたが、消える少し前、全円の暈へと変化しました。
1時間後に伊予灘・その後熊本地方とそれぞれ小さく発生です。
当地も揺れる覚悟でこの時間まで過ごしていますが、今現在光象から推測される規模の発生はありません。
M5クラス超、M6前後クラスの発生には厳重注意しておかねばなりません。







9月25日
2006/09/25また・・・(当日の観測日記より)
同一方向からの前兆が1週間連続で続くのも珍しい事だと思います。
今日も朝から巻積雲の大放射が南西から。指向をコンパスで計測するたびに溜息が出る思いです。
本日の光象は確認出来ず。
夕方太陽の輝きがわずかに落ちる頃、「雲なし」状態になりましたが、日没後地平線上にひしめく真っ黒な雲海、コバルトブルーに変化する夕暮れ空を観測でした。
気象庁の有感情報は丸1日静穏を保っています。
画像掲示板に再注意情報を掲載しました。
画像左、この立ち昇るような急角度は近距離の発生に間違いなさそうだ。

また、右の雲の出方から遠方としての前兆も見逃せない。






9月26日
2006/09/26朝伊予灘M5.2(当日の観測日記より)
1週間続いた南西からの巻積雲の大放射は、同心円として見るべきだったようだ。
待ってましたとばかり朝グラグラッと早速の揺れ。揺れながらどこまで揺れが大きくなっていくか冷汗モノでしたが、幸いに当地は震度3。
速報の震源地を見て、「え〜!?同心円!??」
伊予灘M5.2の発生です。
発生前後は全くの「雲なし」空。昼過ぎまで透き通るような青空でしたが、
夕刻全方位に赤焼け、また北東へ長く伸びる赤焼けした雲の列が見られました。
週末の光象からはM5超がもう一つ潜在。余震も含め、ここ数日はまだ注意したい所です。
それと我が家の論功行賞はゴロウ君。
発生までの連続5日間、普段しない玄関土間へ降りる前兆行動をしっかり今回も見せてくれました。





2006年9月30日 記