平成17年3月20日10:56発生
福岡県西方沖M7.0
平成16年9月21日10:13発生
瀬戸内海中部M4.6
平成16年4月20日22:26発生
伊予灘震源M4.8
平成16年9月26日07:00発生
伊予灘M5.2

平成18年6月12日05:01発生 
大分中部M6.2の地震発生まで30日間の宏観の動きから

(画像クリックにより、元のサイズで表示されます)


5月23日
(当日の観測日記より)21日前の5月23日、八幡浜市内で確認された雲焼け。
当日は夕方まで降雨でしたが、
雨が上がると西を中心に同心円状の雲焼け。
層雲の帯や放射が顕著なことから、震源に深さがありそうな予測が立ちますが、この時点での計測では雲の並びは20-200°。
場所の特定は困難ですが、雲の指し示す延長上、または大きな同心円として見ておく必要があります。


この23日の宏観を受けて、そういえば・・・と11日・19日の空を振り返る。
11日は西予市から同じような同心円状、19日は西から湧いてくる低層の鱗状が顕著だった。





5月25日
19日前の5月25日、宇和島市内で観測。当日の日記より
ゴロウ君もソワソワ、鳥の夜鳴きも頻繁・・・これは今日も同じです。
お昼に全円の暈の出現、このときの巻積雲の指向は80-260°、それからまもなく鮮やかな上暈と受け暈、この雲の指向は北西からの指向でした。
北西方向のある一点のみが気になる・・・
夕方ここから1本の巻雲の帯状雲がグングン伸びてきてやはり頭上を通り越しました。
夕方は屋内からの観測でしたが、右幻日を確認、左は建物の影に隠れて確認できませんでしたが、松山からの観測では左幻日が見えていたそうです。
大きな規模が確実に潜在しています。当地から気を揉む方向は2つ、
あとはM5未満の小さな発生になりそうですが、予断を許しません。

鮮やかに浮かんだ上暈からは、次の規模が確実にM5を越える予測を立てなければなりません。


5月29日
15日前の5月29日 日記より
晴れ間の出ていた午前中でしたが、午後からは雲が立ち込める状況へと変化しました。
午後の太陽は小さく縮み、午後7時過ぎからは北北西を中心にやや強い焼けが発生しました
朱色から鮮やかなピンク色に染まる空の中に、北北東ー南南西を向く、大きな同心円状の高層雲の層が確認できました。




5月31日
11日前の5月31日の日記から。
31日は朝から断続的に二分状の巻層雲が75-255°の指向。
夕方には夕陽の暈、この後しばらくして一昨日に続きまた強い焼けが発生しました。
真っ赤に染まりあがる層雲に混じり、午前中現れた巻層雲や巻積雲も並行して登場。
やや遠方となる雲の並びや近距離を示す南西〜西南西方向からもどんどんと高積雲が頭上高く舞い上がりました。
気になるのが、雲の羅列の中に
内陸性の模様も見えている・・・。
ここ数日ゴロウ君のソワソワ、また夜中のカラス鳴きも断続的に続いています。TVノイズの変化は今のところ見られていません。
23:30現在、カラスの警戒鳴きの合唱が始まりました。


この日の観測で、震源域と方向の特定が完了。HP掲示板に注意情報を記載。
東北東へのやや遠方と、西南西の近距離のW震源と予測、特に西方向の震源は一連の宏観から危険な前兆として警戒態勢に入ります。
層雲の発生深度からは、(震源深く)揺れが広範囲に渡る可能性あり、
また、カウントダウンもこの日から始まります。




6月01日
11日前の6月01日(当日の観測日記より)
本日は破れ暈を観測。
太陽が小さく縮み、夕方広範囲ではありませんでしたが、今日も曇天の中に焼けが見られました。




6月02日
10日前の6月02日(当日の観測日記より)
雨の予報が、夕方にはすっかり晴天に戻りました。その最中力強い光芒と彩雲を観測。
日没時はすっかり輪郭をあらわにした夕陽、輝きを落としました。
関東で有感の速報、規模は?M4.6でしたが深さがあり、幸い現況では大事に至らずで、ホッ。
と、息付く間もなく夜半に福井でM4.0の浅い発生情報。



6月03日
9日前の6月03日(当日の観測日記より)
3日、久々にゆっくり出来た週末は昼に起床。空の観測も今日はお休みモード。
夜半に赤い半月の観測でした。




6月04日
8日前の6月04日(当日の観測日記より)
2006/06/04桜島昭和火口で噴煙
終日曇天の中、今日は1ヶ月溜まった資料等の整理などで終日屋内で過ごしました。気になるニュースが一つ・・・。
[鹿児島地方気象台は4日、鹿児島市の桜島(1117メートル)の8合目(約800メートル)の昭和火口付近で噴煙を確認したと発表した。
現在活動が活発な南岳(1040メートル)の南東約1キロで、噴煙の量は少ないが、高さは100〜200メートルに達した。
これまで昭和火口付近では噴気が出ていたが、噴煙が確認されたのは1946年の昭和噴火以来、60年ぶり。]


桜島は当地から南西約230°の方向。予測域とかけ離れているが、一連の宏観の結果か?
「雲が必ず震源地を知らせる」法則からは、この後起こってくる地震に連動する動きの一環として捉える姿勢に変わりはない。
しかし、火山を噴火させるエネルギーとは一体・・・!?




6月05日〜08日
この間の日記より。(多忙のため、画像資料が殆どありません)

2006/06/05・066日またも赤焼け
5日月曜は所用で観測休み。
翌6日も異常に蒸し暑くまるでサウナ状態(汗)。
先月22日に観測していた当地から北北西の方角、帰線のリズムからすると降雨の延長を計算して5日〜6日が一つ何かしら出てくるだろう、と「揺れ待ち」の状態でしたが、夜半になって一瞬グラリ。
伊予灘でM4.0の発生でしたが、予測を裏切り深さは60km、幸いに規模も大きくありませんでした。
この発生の直前愛媛朝日放送のチャンネルに、散発的に他局のノイズ混入というきわめて珍しい現象が続きました。
揺れの後この現象は見られなくなりました。
本日の空はまたも広範囲に焼けが見られ、内陸指向を疑わせる35-215°ラインの巻層雲と、西南西から伸びてくる帯状雲が目に付きました。
現在まで列島は静けさを保っていますが、この静寂がいつ破られるのか、不穏な日々がつづいているように感じます。



2006/06/07怖ろしい顔つき・・・
グレーの擦りガラスの向こうに、オレンジの裸電球を照らしたような、なんとも言えない怖ろしい顔つきの夕陽がありました。
日中は各地を移動でゆっくり空を仰ぐ子とが出来ませんでしたが、一面ぼんやりと霞む空からは雲の指向を掴めませんでしたが、
振り返って一瞬この夕陽を目にした瞬間鳥肌が立ちました。
月は今日も仰角高い位置にも関わらずぼんやりしたオレンジ色の光を放っています。



2006/06/08雨模様
降雨です。主な観測は不可ですが、時折見せる雲の切れ間には東北東へ向かう低層の波状雲。
南関東から伊豆諸島北部方面への方向になりますか・・・。
5/31の指向に重なるものですが、2日の伊豆東方M4.6発生後も継続するこの方面、
10日が基線日となりますが、この降雨が鍵を握るかもしれません。
延長時間も十分に視野に入れたいところです。



6月09日
3日前の6月09日、日記より。
夜半のため、正確な雲高度が読み取れませんが、南西から西南西にかけて断続的に「あけぼのマーク」状の壮大な放射する低層の雲が見られます。
頭上では大きくS字にうねるその形状は、近域での顕著な結果が出てきそうです。
近すぎて正確な収束点が読み取れないのが現状。南九州方面では要注意だと思います。
画像は日中同じく九州方面から伸びてくる高層雲(9日)。

内陸発生が確実となる宏観。方向上の九州では要警戒です。
また周辺の地域も相当な揺れに見舞われそうです。




6月10日
2日前の6月10日(当日の観測日記より)
日中はほぼ曇りの空でしたが、夕暮れから空全体が黄金色に輝きはじめました。直後にレリーフ状の雲の帯。
この指向が当地から25-205°という数値。雲に殆ど動きは見られません。
黄金色が褪せかけた後は、西北西を中心に幾層もの同心円状のレリーフが淡い紫色に長時間残る空となりました。


黄色く染まった空からは48時間以内の発生と認識。
先月31日のカウントダウンと8日の降雨を挟んでいることから、11日・遅くて12日の現出と読むことが出来ます。
同時に出た帯雲は、予測する震源に付随するものか、はたまた別震源を示したものなのかはこの時点では不明。
しかし黄色い空の宏観からは、別震源とすればほぼ同じ日に現れて来そうだ、と見ることが出来ました。

ゴロ部屋HPに、直前現象としての要警戒情報を発信、 直前現象を上手く掴むことが出来れば、必ず「防災」「減災」に繋げることが可能です。




6月11日
前日の6月11日(当日の観測日記より)
今日は一転、北北西から南南東へと巻層雲の流れが断続的。
夕暮れの雲焼けは未だ弱いながらも続いています。
真ん丸い月は頭上高い位置にも関わらずオレンジ色で不気味です。




6月12日
未明は澄んだ青空。カラスの騒ぐ声が聞こえたとほぼ同時に大きな地鳴りが響き渡る・・・。

午前05時01分、地鳴りの直後大きく回転するような揺れが起こりました。
大分県中部を震源とするM6.2の強い地震。最高震度は九州、中国四国で震度5弱。
前々日の直前現象観測から36時間後の解放でした。
低層雲の読みから深い発生となるだろうとの予測通り、深さ140kmでの発生だったため、幸いに大きな被害をもたらす事はありませんでしたが、
もしこれが浅い発生だったなら・・・被害はもっと甚大になっていただろう。

以下、当日の日記より。
2006/06/12大分中部M6.2 昨夜1時、いつまでも不気味に鈍く輝くオレンジの月を眺めながら「来るなら来い!」と迎撃体制で就寝しましたが、
これが結構朝早くの襲撃でした(笑)
家の前にダンプカーが駐停車しているようなアイドリング音で眼が覚めましたが、思わず5年前の芸予地震時に遭遇したあの時の初期微動をフラッシュバック!
ゆっさゆっさと揺れ始めると同時に奥さんと愛息子の眠る部屋へと駆け込みました。
幸いにラック上の小物や書籍が崩れ落ちる程度で済みましたが、中四国では5年ぶりに震度5弱を記録するなど、深発にも関わらず大きな揺れとなりました。
また深発ということで震源地での大きな被害は無く、改めて私たちの住む国が大きなプレート境界上に位置していることを痛感。
この地震後も鳥たちのざわめく様子、日中の太陽が縮む現象が確認でき、また夕暮れには空全体がピンク色に染まりあがり、
西南西を中心に大きな同心円状の雲が赤く浮かび上がりました。まだ余震はあるぞ・・・しかも10日観測のラインもある。
「余震」に「別物」と今後も空の様子からは眼が離せないようです。





10日の直前現象と共に現れた帯雲からは、12日足摺沖M4.0を含む3箇所での発生。 遠地での大地震を予知、予測することも重要ですが、まず第一に自分の足元の揺れを事前にキャッチしておくこと。 宏観と向き合うことで、大まかながらにもおよその発生日の特定が出来れば、随分と防災に役立つと思います。 今回は事前宏観からの予測と大きくズレ込む事もなく、事前予知できた成功例だったと思います。


「地震」は必ず予測出来るはずです。
その自然からのメッセージをうまく受け止めて、次の行動に移しましょう。


2006年11月23日 記